先端技術を駆使して「最新の科学技術製品と最良のユーザ体験」を消費者に提供。ここ数年、東南アジア市場で中国企業の市場戦略は転換しつつあり、価格優位性から技術優位性の発揮に重点が置かれるようになった。その先端を走るのは、家電メーカーの格力(グリー)公司をはじめとする中国の民営企業だ。格力公司は15年11月上旬、「Made in China Loved by The World」イベントの一環として、インドネシアの首都ジャカルタで新製品発表会を開催。ラオス、フィリピン、マレーシアに続き東南アジアで開催する4度目の新製品発表会に、インドネシアにある「格力(グリー)」エアコンの代理販売業者300社以上が参加した。
エアコン新製品がインドネシアの代理販売業者と消費者を魅了。同社の太陽光直接駆動型遠心分離機、太陽光直接駆動型セントラル空調設備などの製品は英国RACから「年度国際成果大賞」を受賞している。「中国製造」の能力とレベルの高さが来賓を驚かせた。世界最先端の技術をインドネシアに浸透させると同時に、世界企業トップ500社入りした格力公司はインドネシア社会に溶け込み、その発展に努めている。
中国はインフラ建設大国であり、工業大国でもある。様々な分野において、装備、技術、施工、技術、管理経験などの面で優位に立つ。一方、東南アジア諸国は工業化と都市化を積極的に推進しており、設備、技術、経験を導入する需要が高い。格力のインドネシア子会社が「インドネシアの消費者に最も良いエアコン製品とサービスを提供する」と確約しているように、中国は「一帯一路」沿線諸国との協力において、ハイエンドのサプライチェーン、産業チェーン、バリューチェーンの構築を目指して前進し続ける。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月6日