日系テレビメーカー、世界市場の競争から姿を消す

日系テレビメーカー、世界市場の競争から姿を消す。

タグ: 世界家電市場

発信時間: 2016-01-08 13:02:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

例年のCESと異なり、世界のテレビ市場で一時代を築いた日系テレビメーカーは姿をひそめている。北京奥維雲網(AVC)黒物家電部の董敏・総経理は、「世界市場で日系ブランドが大幅なシェア縮小を強いられている。ハードウェア製造の強みやその品質は優位性を失いつつあり、逆に足を引っ張る存在にもなってきた。日本メーカーの事業展開は今後、国内市場向け製品の開発にとどまるだろう」と分析している。

家電業界アナリストの梁振鵬氏は日系メーカーの問題点を指摘。企業組織の肥大化や、意思決定段階が長い、経営効率が低い、末端ユーザのニーズに応じた対応が遅いことなどが挙げられる。また、家電産業で進行しているスマート化、インターネット化、IT化という流れも把握できず、すでに時代に遅れているとの見方を示した。

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