滾雷輸入車の創始者である陳鴻氏は、並行輸入車のさらなる緩和を通じて、競争を奨励し、独占を打破することは、資源配置における市場の決定的役割をより発揮させるという中国の大きな方向に符合していると指摘する。だが並行輸入車はまだいくつかの障害に直面している。多くの自動車ブランドはもともとグローバル保証を行っているが、一部のブランドは中国市場でだけこれを行っていない。そうなればこのようなブランドの並行輸入車は修理保証の外に置かれることとなり、消費者の選択の際の気がかりとなる。
肖処長によると、並行輸入車に対する政策はこれからも開放の態度が維持される。今後はさらに具体的な措置が打ち出され、並行輸入車の政策面での問題が解消され、並行輸入は、消費者が選択でき、信頼でき、保障が受けられる自動車購入ルートの一つとなる見込みだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月19日