中国の人件費が高騰、2020年に「世界の工場」の称号を失う?

中国の人件費が高騰、2020年に「世界の工場」の称号を失う?。

タグ: 中国 人件費 世界の工場

発信時間: 2016-01-24 09:23:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国EU商会の専門家は、「中国の製造コストは2020年までに、2倍もしくは3倍になる可能性がある。中国は世界の工場という名称を失うことになる」と予想した。

それでは、製造業はどこに行ったのだろうか?一部は、東南アジアに移転された。

その他の国の方が低コストだからといって、工場全体を移転するのは容易なことではない。コスト差が十分にならなければ、移転によって利益を手にすることはできない。東南アジアと中国の製造コストの差は開き続けている。中国の労働者の賃金を1ドルとするならば、タイは40セントであり、インドネシアはさらに低く8セントのみだ。カンボジアやベトナムも人件費が低い。

そこで中国に工場を設立している一部のグローバル企業は「中国プラス1」の戦略を開始した。中国の工場を留めつつ、別の国に工場を設立するのだ。ASEAN諸国は同戦略の最大の受益者だ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年1月24日

 

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