世界のイノベーションに中国は一層貢献する＝ビル・ゲイツ氏
世界のイノベーションに中国は一層貢献する＝ビル・ゲイツ氏。
タグ： 中国経済
発信時間： 2016-01-26 14:48:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
「中国は第4次産業革命の重要な参加者だ－－」。世界経済フォーラム年次総会（ダボス会議）に出席したマイクロソフトの創設者で、第3次産業革命のリーダーでもあるビル・ゲイツ氏は、新華社の記者にこう語った。科学研究の推進に力を入れている中国が世界のイノベーションに一層貢献することに期待を示している。
今年のダボス会議は「第4次産業革命（インダストリー4.0）」がテーマ。世界経済フォーラム創設者兼会長のクラウス・シュワブ氏は、「第1次産業革命は蒸気機関による生産の機械化。第2次は電力の利用による生産の大規模化。第3次は電子情報技術による生産の自動化。人類はいま、第4次産業革命を迎えようとしている。技術の融合を通じ、物理的世界、デジタル世界、生物的世界の境界線は次第に消えていくのが特徴だ」と指摘した。
ゲイツ氏は第4次産業革命が多くの分野に急速かつ画期的な変革をもたらすとの見方を示した。科学技術のイノベーションが急ピッチに進み、デジタル分野のイノベーションが引き続き先頭を走る可能性がある。多くの産業において、コンピュータの認知能力、ロボットや人工知能、モノのインターネット、ビッグデータ分析モデルが発展の基本ツールとなる。「産業革命が生産効率を飛躍的に向上させ、多くの契機を生み出す。それと同時に、人類は新たな困難や課題にも直面する」とゲイツ氏は指摘し、技術イノベーションの成果を活用しなければならないと強調。新技術で労働力が解放され、人類の文化はさらなる進歩を成し遂げ、高齢者や障害者への支援もさらに手厚くできる。
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