海外投資家による「滬股通」を通じたA株底値買いの動きが目立つ

海外投資家による「滬股通」を通じたA株底値買いの動きが目立つ。

タグ: A株市場

発信時間: 2016-02-01 16:19:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海総合指数の日足チャート

香港証券取引所経由で上海の上場株式を売買する「滬股通」で1月28日、資金の純流入額がここ5カ月近くの新記録を更新後に、初めて純流出となった。当日の取引高は133億4200万元、純流出額は3億4200万元で、残高は累計1185億9400万元に上った。

香港証券取引所の開示資料によると、上海と香港証券取引所の間で相互の上場株式の売買注文を取り次げる「滬港通」(上海・香港・ストック・コネクト)のうち、「滬股通」の当日の取引高は133億4200万元、純流出額は3億4200万元となる一方、上海証券取引所経由で香港の上場株式を売買する「港股通」の取引高は97億8900万元、純流入額は7億1100万元だった。1月27日には、「滬股通」を通じた資金の純流入額が44億8500万元に上り、ここ5カ月近くの最高を記録していた。

中投顧問の金融業界研究員、辺暁瑜氏は『証券日報』の記者に対し、「滬股通」の純流入額が何度も最高を更新した要因について、A株市場の相場が変動するなか、海外投資家が底値買いを始めたと分析。ここ半年にわたる相場調整の後で、海外投資家がA株市場の底打ちする兆しを嗅ぎ取り、今後は反発すると予測していると指摘。将来の長期的な成長を見込み、大規模な買い入れを行ったとみている。

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