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日本のマイナス金利導入、窮地に立たされた日銀の措置

日本のマイナス金利導入、窮地に立たされた日銀の措置。

タグ: マイナス金利導入 日銀の措置

発信時間: 2016-02-02 14:05:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
 

   安倍政権が掲げる「アベノミクス」の実施でここ3年間、日本の経済情勢やファンダメンタルズに変化が表れている。雇用に顕著な改善が見られ、完全失業率は3%前後に低下。企業経営も大幅に改善。倒産率が低下する一方、政府の歳入が増え、15年は56兆元とバブル期以前の水準まで回復している。ただ、日本経済の回復の足取りが依然として弱いまま。GDP6割以上を占める個人消費は軟調に推移している。安倍内閣は以前、聖域なき規制改革に取り組む姿勢をアピールし、「いかなる既得権益も、私のドリルの刃の前では無傷ではいられない」と語った。向こう10年で3%の経済成長率の達成を宣言。しかし、実際は現状が昔と変わらず、経済成長率の上昇は0.5ポイントにも達していない。 

   世界貿易が落ち込み、商品相場の低迷が続くなか、日銀によるマイナス金利導入で得られるメリットは円安を誘導し、輸入デフレの進行に歯止めをかけることだ。一方で、その悪影響も明らか。日本家庭の金融資産は60%が銀行預金。銀行が日銀から課される「懲罰的な金利」を預金者に転嫁すれば、金融資産の目減りは避けられない。日本国内の需要と購買力への影響は必至だ。

 

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