上海総合指数の日足チャート
海外市場の大幅下落を嫌気し、3日の上海総合指数は2719.57ポイントで下落して寄り付いた。しかし、その後はもみ合いながら切り返し、大引けにかけて下げ幅を縮めた。これは何を意味するのか?
西南証券の張剛チーフストラテジストは、3日の「中韓財経連線・沪港通」という番組で、「海外株安の影響で、前場は利益確定売りに押された。しかし、原油安で国際金融市場全体が下落しているのと比較すれば、本土A株は比較的堅調に推移している。信用取引や出来高の数値も、現在のA株市場で売り圧力が大きく後退していることを反映、相場の底入れの兆しとみられる。このため、本土A株の投資家は過度に悲観すべきではなく、早く楽観に転じるべきだ」とコメントした。