イランのロウハニ大統領は土曜日、テヘラン〜マシュハド鉄道電気化改造プロジェクトの着工式に出席した。2月7日付のイラン経済紙が伝えた。
同プロジェクトは42ヶ月後の竣工を予定しており、その後5年間はメンテナンス期間となる。イランのインフラ整備会社のMAPNA、中国機械工業建設集団有限公司、蘇電集団が建設を担当。
竣工後、70両の中国の列車が、時速250キロで同区間を運行する。レールと信号の改善により、テヘラン〜マシュハド区間の移動時間が、現在の12時間から6時間に短縮され、年間貨物輸送量も1000万トンに増加する。
両国企業は昨年6月、同区間の電気化改造の契約を締結した。総工費(21億ドル)のうち、中国が85%を融資する。
イラン・イスラーム共和国鉄道と独シーメンスの契約内容に基づき、シーメンスも同プロジェクトに参与する。これには信号方式の提供、列車の増加、メンテナンスサービスの提供などが含まれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年2月14日