また、金融システム体制の改革がもたらす「ボーナス」も注目されている。
オリビエ・ガルニエ氏は、「中国市場からの収入がグループ全体の4分の1以上を占めている。中国の金融システムで双方向の開放が進むなか、中国は重要な資本供給側となり、提携や協力面でも巨大なポテンシャルがうまれる」と指摘した。
また、中国が海外インフラ市場での開拓を拡大している戦略について、ジョン・ピース氏は、「中英は成熟した二国間関係を構築している。英国企業にとって、深まる互恵関係はインフラ分野で中国との協力強化を後押ししている。英国国内のインフラ整備や金融業界は中国企業に大きく扉を開き、中国政府が推し進めている海外での生産能力の協力推進にも積極的に参加する機会を待ち望んでいる」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月16日