アジア最大の商用・防衛航空ショーが2月16日にシンガポールのチャンギ・エキシビションセンターで開幕する。今回の航空ショーには、アジア、北米、欧州から航空機が出展される。
米国の「ディフェンス・ニュース」が9日に伝えたところによると、ロッキード・マーチンはF-35ステルス戦闘機とF-16ミッドライフ・アップグレード(MLU)機を出展。韓国、台湾、シンガポールが、ロッキード・マーチンにF-16MLU機を発注し、ノースロップ・グラマンのSABRを搭載する。
報道によると、アジア航空ショーで頭角を現してきたソウルエアショーとエアショー・チャイナ(珠海)について、シンガポール航空ショーの事務局担当者は、「依然としてシンガポール航空ショーがアジア最大で、世界で最も重要な航空ショーの一つ」と強調したという。
シンガポール航空ショーの担当者は、「業界アナリストは、アジア太平洋地区の防衛航空と商用航空の規模が持続的に拡大すると予想している」と指摘。2018年にはアジア太平洋地区の防衛予算は増加率が19%を超え、金額が約6120億米ドルに上るとの見方を示した。