シンガポール航空ショーがアジア他地域の航空ショーと異なる点は、東西から多くの軍用機が出展されること。F-22「ラプター」ステルス戦闘機、F-16第4世代ジェット戦闘機、F-15戦闘機、V-22「オスプレイ」ティルトローター機、C-17「グローブマスターⅢ」輸送機、AH-64D「アパッチ・ロングボウ」攻撃ヘリコプター、ダッソーの「ラファール」戦闘機などを見ることができる。
また、中国航空技術輸出入有限責任公司などの中国企業も注目を集めている。西側のアナリストは、中国の軍事先進化と南海での活動拡張が、地域軍事力の調達と新規需要を後押しするとの見方を示した。
出展する中国企業のうち、中国とドイツの合弁会社、ドルニエ・シーウイングスは、水陸両用機の「シースター」を出展する。同機は沿岸監視、巡視、医療救護、捜索救助、密輸船取締、災害救助などが可能。中国政府は、南海での活動拡張に伴い、水陸両用機への関心を強めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月16日