「中国発の世界不況」論、哀れな「井の中の蛙」

「中国発の世界不況」論、哀れな「井の中の蛙」。

タグ: 中国経済

発信時間: 2016-02-19 15:19:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国で春節を迎え、人々が故郷に帰り、一家団欒のひと時を楽しむ最中に、世界経済は荒波に揉まれた。混迷を深める世界経済とは対照的に、1年で最も盛大な祝日を祝う中国は活気に溢れている。中国経済の活力が、世界に正のエネルギーを注ぎ込む。

申年春節が訪れ、春節商戦でにぎわう中国。一方で、春節連休中の世界株式市場は「ブラックウィーク」の様相。商品相場も下げ止まらない。国際通貨基金(IMF)や欧州委員会は相次ぎ世界経済成長見通しを下方修正。一部先進国の経済成長率が予想を下回り、発展途上国や新興国もマイナス成長を余儀なくされた。

世界経済の下押し圧力が増大するたびに、無理矢理に責任を中国に押し付ける論調が台頭し、「中国発の世界不況」と煽る。しかし、中国の株式市場が休場となり、人民元為替レートも異常な動きが見られなかった春節連休の間でも、各国の株式市場は大暴落した。世界経済の足を引っ張っているのは中国ではないことが証明されている。逆に、混迷を深める世界経済とは対照的に、春節を祝う中国は活気に溢れた。中国経済の活力が、世界に正のエネルギーを注ぎ込む。

春節連休中、中国のレストランはどこも予約客でいっぱい。映画館にも客が殺到。旧正月元旦からの6日間で、全国の小売り・飲食企業の売上高は前年同期比11.2%増の7540億元に上った。さらに、映画興行収入は7割増の30億元を突破し、過去最高と称されている。あるネット通販サイトが開催した「正月買い出し祭」で、21億件の「年貨」(春節を迎えるにあたり準備する商品や食材)が売れた。国民一人当たりが1.5件の「年貨」を購入した計算になる。世界経済の足取りがおぼつかないなか、春節の活況が中国経済の活力と強さを映し出している。

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