世界経済が成長鈍化しているものの、ランクインした富豪の保有資産総額は前年より9%増の48兆元に上る。内訳は、IT関連、不動産、製造業、投資分野出身の富豪が最多。製造業、医薬、投資、IT関連は過去1年で大きく伸びている一方で、エネルギー、不動産は低迷。世界10億ドル以上の長者番付で、IT関連は3年連続で主要財源となっており、不動産、製造業、投資が後に続いた。
今年ランキング入りした富豪のうち69人が40歳未満で、前年比で70%(29人)の急増ぶりだ。うち47人が「白手起家」で、22人が親から財産を受け継いだ「富豪二世」。中国本土と香港では若手10億ドル富豪のうち最多となる28人が生まれ、うち最も若いのは均瑶集団の王翰氏(28歳)だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月25日