「百年の老舗店」シャープは、巨額の黒字を計上する高級テレビメーカー、アップルが信頼するタッチパネルサプライヤーだった。しかし近年、アジアの競合他社の価格競争による影響を受け、改築後の液晶工場は巨額の投資を回収できなかった。
鴻海による買収後、シャープは財務状況を見直し、鴻海の巨大な販路を共有することになる。
日本政府とシャープの取締役は、技術と人材が海外企業に流入することを懸念し、産業革新機構による支援計画(シャープのパネル事業をジャパンディスプレイに合併)を立てていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年2月26日