次に、市場の需要に基づき、農業の構造調整を進める方針を示した。中国市場の需要は非常に大きく変わり、中産階級の大量出現と都市化の加速が、消費ニーズの高度化をもたらしたため、生産環境の改善と構造の調整が求められている。具体的には、トウモロコシの減産、酪農の成長、エコ食品と高品質特産物の供給を増やすことが必要だ。
3つ目に、資源制約のボトルネックを解消し、農産物の「エコ発展」を進めることを挙げた。
最後に、国内外の資源と市場を一体化することが必要と指摘。単に輸入を止めるのではなく、輸入のリズム、数量、国内需要とのバランスを取る方針を示した。先進情報技術を利用して、第1次、第2次、第3次産業の発展を図り、特に「インターネット+現代農業」を成長させる必要があるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月21日