大学によると、走行実験で使われた電化道路は長さ約30メートルで、幅約40センチの鉄板2本を車幅に合うように深さ約10センチに埋め込んだアスファルトの道路。鉄板には電気を流している。今月3日に初の走行実験に成功したとしている。
バッテリー搭載の一般的なEVは蓄電できる容量が小さいため、長距離走行に向いていない。今回開発したEVは、電化道路専用だが、大平教授は「高速道路だけでも電化できれば、長距離走行が可能になる。一般道走行のために搭載するバッテリーは今より小さくて済む」と話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月21日