日本の福田康夫元首相は海南省博鰲(ボアオ)で開催中のボアオ・アジア・フォーラムで23日、世界経済の安定成長実現には、「長期の構造改革を通じて各国の経済成長力向上を図るのが望ましいが、時間が必要で、痛みも伴う」と指摘。「重要なのは、短期で効果が上がる財政金融政策と如何にしてバランスをとっていくかということだ」と強調した。
福田氏はまた、中日韓FTA交渉などアジアの新たな貿易の枠組み構築の加速を通じて、「国際協力の強化」を図ることも必要だとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年3月25日