多くの経済指標に明るさ
多くのアナリストは「これまでに発表された投資などのマクロ経済データから見ると、中国経済はすでに落ち着きを取り戻した」と見ている
国家統計局のデータによると、不動産開発投資の伸びは2年ぶりに増加に転じ、2016年1~2月の全国不動産開発投資は9052億元と前年同期比3%増加、前年平均と比べると2ポイント高くなっている。
不動産開発投資の回復によって固定資産投資の伸び率も高まっている。2016年1~2月の全国固定資産投資(農家を除く)は3兆8008億元と前年同期比10.2%増加、全年平均と比べて小幅上昇している。この結果、これまでの20ヶ月にわたる減少(横這い)傾向に終止符が打たれた。
このほか、1~2月の全国の一定規模以上の工業企業の利益は7807.1億元と前年同期比4.8%増加し、2015年を通じた減少傾向に変化が見られる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月5日