街頭の屋台やチェーン店に至るまで、多くの店舗がモバイル決済を受け入れている。主なツールは支付宝(モバイル決済サービス)と微信(スマホ向けインスタントメッセンジャー)だ。企業はモバイル決済に対応することで、消費者の消費傾向を調べることができる。中国では数億人がこの2種類のツールを使用しており、モバイル決済市場が急成長している。
調査会社eMarketerによると、中国のモバイルネットワーク小売額は、2015年に85%増の3340億ドルに達した。これは米国の市場規模の4倍以上だ。中国のモバイルビジネスは、すでに米国に大差をつけている。
北京で財布を持たずに一日過ごせるだろうか?記者のこの小さな疑問は、多くの検証を経て、「これほど簡単だったことはない」という言葉に変わった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月11日