中国海関総署(税関)が13日発表した貿易統計によると、今年第1四半期(1-3月)の輸出入総額は5兆2000億元で、前年同期に比べ5.9%減少した。うち輸出は4.2%減の3兆元、輸入は8.2%減の2兆2000億元。貿易黒字は8102億元に8.5%増加した。
3月単月の輸出額は18.7%の大幅増で、9か月ぶりにプラスに転じた。また、輸出の先行指数も回復し始めている。
これについて業界関係者は、3月の輸出回復が季節的な要因によるもので、外需の改善は限られ、通年の輸出に対する圧力は依然として大きいと分析。第2四半期(4-6月)の輸出額は、緩やかに回復するとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月14日