投資の持続的な拡大と消費の増加で、観光業は中国経済を引っ張る重要な成長エンジンとなった。春節(旧正月)の期間に、中国が受け入れた観光客は延べ3億人を超え、観光収入は3651億元に上った。中国の旅行会社「携程旅遊」の調査によると、消費者が最もお金を使いたいのは観光で、回答者の41.2%が2016年に旅行をしたいと考えており、その数は前年に比べ約10%増えた。観光消費を望むとの回答数は3年連続で第1位となった。
「現在、中国人の年間旅行回数は平均でわずか2.98回にとどまり、先進国の8回以上を大幅に下回る。将来的に観光業は数十年にわたる大成長を遂げる可能性があり、中国経済の重要な成長エンジンとなるだろう」。携程の共同パートナーで主席とCEOを務める梁建章氏は、「この過程で、非常に多くのイノベーションと創業のチャンスがあるはずだ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月21日
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