レビン
トヨタ自動車は24日、2018年から中国市場でプラグインハイブリッド車(PHEV)の販売を開始すると同時に、中国現地で生産する計画を明らかにした。現地生産や中国の自動車購入補助などを通じ、販売価格の引き下げを図り、中国での販売拡大につなげるのが狙いという。
25日の北京モーターショー開幕に先立ち、トヨタは会見で、「カローラ」と「レビン」のプラグインハイブリッド車を展示すると発表。昨年秋にこの2車種のハイブリッド車(HEV)を発売し、主要部品を初めて中国で生産しており、これをもとにプラグインハイブリッド車の現地生産の準備を開始した。
トヨタのプラグインハイブリッド車「プリウス」は、日本のほか、米国、欧州でも販売されているが、生産は日本国内のみとなっている。中国での現地生産が実現すれば、生産コストを引き下げられると共に、国産化など複数の基準を満たすことで中国政府による自動車購入補助を受けられるため、初の現地生産に踏み切る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年4月26日