新車は「やや大型、やや高級」を重視
東風汽車は初の高級セダン「A9」、広州汽車は初のC級セダン「伝祺GA8」、一汽紅旗は「H7」のマイナーチェンジモデル、衆泰汽車はドア開閉補助システムを搭載した「Z700」、吉利汽車はハイスペックモデルの「博瑞」を公開した。
中国メーカーは近年ハイエンド化に取り組み、外国・合弁ブランドが支配するミドル・ハイエンド市場に進出し、中国の自主デザイン・製造能力の飛躍を示そうとしている。モーターショーでの展示は、中国ブランドは低品質というステレオタイプを打破した。
自動車産業著名コメンテーターの鐘師氏は、「自主ブランドの集団進出は、中国メーカーが長年の模索と発展により、一定の資本と技術を蓄積したことを意味する。全体的に見ると、これらのやや大型で高級な自主ブランドカーは、毎年それぞれ進歩している。今後の活躍に期待できる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月26日