・スマートな応用
福田ダイムラー
Rapide S
言葉によってナビを指示し、車載ネットワークで動画を楽しみ、交通状況や天気情報などの情報をリアルタイムで入手する。さらには携帯アプリで窓の開閉を操作し、広い駐車場内でヘッドライトをつけ停車位置を知る。モーターショーに出展した多くのメーカーが、車のスマートな応用例を示した。
長安汽車の「CS95」は、自動適応巡航システム、自動緊急ブレーキ、正面衝突通報、遠隔操作などさまざまなスマートインターネットテクノロジーを搭載する。
福田ダイムラーはスーパートラック車載ネットワーク、スーパーチーム管理システム、車両貨物マッチングシステムなどを採用。燃費を30%向上し、CO2排出量を30%削減し、貨物輸送の効率を70%高める。
楽視網はアストン・マーチンとの合弁会社で製造するEV「Rapide S」を公開した。スマートな顔認証オーナー登録・管理システムを搭載し、顔認証により運転者を特定し、個人用にカスタマイズされた設定に変更できる。
各社が競うようにしてスマートカーに進出しているが、これはその高い将来性に期待してのことだ。調査会社の易観智庫は、中国のスマートカーの市場規模が1500億元を突破すると予想している。これに多くのアフターサービスの需要を加えるならば、関連市場の規模は1兆元を突破する見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年4月26日