「我々は最適な環境を求めて来た」。富友聯合食品(フード・ユニオン)(中国)有限公司の戦略発展総監を務める宋雪峰氏はこのように述べた。
25日に富友聯合聖牧乳製品加工拠点の建設プロジェクトが、内モンゴル自治区ホリンゴル県で着工された。同拠点の建設は、フード・ユニオンと内モンゴル聖牧高科牧業有限公司の合弁プロジェクトとなる。
現地を訪れた記者によると、同プロジェクトの投資額は総額1億米ドルで、2017年の生産開始を目指す。乳牛処理量は1日当たり700トン余り、年間生産能力は約20万トンに上り、ヨーグルトからチーズまで生産する計画だ。
ホリンゴル県のあるフフホト市は、内モンゴル自治区の区都となる政治、経済、文化、金融の中心。フフホト市は中国乳業協会が正式に「中国乳都」と名付け、伊利や蒙牛など中国の大手乳製品企業が進出している。