スペインのシンクタンク、ロイヤル・エルカーノ研究所が4日に発表した『2016年グローバル存在感指数』リポートによると、世界90カ国で中国の「グローバル存在感」が米国に次ぐ2位に浮上している。
ロイヤル・エルカーノ研究所は4日、公式サイトに『中国のグローバル存在感指数が2位に躍進」を表題とする記事を掲載。同研究所は『2016年グローバル存在感指数』リポートで、15年の各国の「グローバル存在感指数」について詳しく分析。中国は1年で順位を2つ上げた。
1990年代以来、「グローバル存在感指数」で米国が首位をキープしている。中国の躍進について、リポートは「急速な経済成長で存在感を高め、対外的にオープンな姿勢を貫く成長モデルもその要因だ」と指摘している。