白副主任は「貿易安定策を若干強化したことや、前年同期に比べ元安が進行したことなどが輸出に有利に働いたが、政策効果が現れるまでには一定の時間が必要だ」と指摘している。
注意したいのは、4月の中国の対外貿易輸出先導指数が33.8と前月比で2.2ポイント上昇した点で、4-6月期の輸出圧力が緩和に向かう見通しであることを示している。うち、インターネット上で実施したアンケート調査の結果によると、4月の輸出担当者指数は37.5と前月比で1.4ポイント上昇、新規輸出受注指数は37.3と1.6ポイント上昇、輸出担当者信頼感指数も42.5と2.3ポイント上昇した一方、輸出企業総合コスト指数は28.3と0.8ポイントの低下となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月9日