8、住宅は人が住むためにある。それを忘れてはいけない。在庫解消はレバレッジを利かせて無理に進めるものではない。「人の都市化」を通じて推進すべきだ。中央政府がマクロ政策の舵を取りながら、地方を主体とする差別化の図れた調整体制を構築すべき。在庫解消の推進には、戸籍制度改革の強化、農村部住民の都市移住にともなう税制や土地など関連制度の整備が不可欠。
9、コスト低減に関し、全体的な税負担を引き下げなければならない。不合理の費用徴収を一掃し、行政の許認可手続きの簡素化を図る。
10、天までとどく木はない。高レバレッジには高リスクが伴う。コントロールを誤ればシステム的な金融危機を誘発しかねない。経済のマイナス成長を招き、もっと深刻の場合は国民の貯蓄も水の泡となる。金融緩和で経済成長を加速させる、分母を大きくしてレバレッジ率を下げるといった発想は完全に捨てなければならない。
中国網日本語版(チャイナネット)2016年5月10日