トヨタ自動車が11日付けで発表した2016年3月期の連結決算は、営業利益が前年比3.8%増の2兆8539億円と過去最高を更新した。
売上高は4.3%増の28兆4031億円、純利益は6.4%増の2兆3126億円となった。 米国を中心に販売が堅調に推移したほか、コスト低下と円安が業績に寄与した。
なお2017年3月期決算の見通しについては、営業利益が1兆7000億円と40.4%の大幅減を予想。売上高は6.7%減の26兆5000億円にとどまり、純利益は1兆5000億円と35.1%の大幅減益を予想する。円高が重荷になるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月13日