試行は主に、◇開放型経済運営・管理の新モデルの構築、◇各エリアの協調・開放が図れる新体制の構築、◇国際投資・協力の新モデルの推進、◇貿易促進で質・効率指向型の新体制の構築、◇全方位型の開放新局面の形成、◇金融サービスにおける開放型経済の新措置--の6つの分野を中心に展開される。
商務部の沈丹陽・報道官は「試行は対外開放と関連する改革での模索に重点を置き、対外開放に適応する新体制・新メカニズムの形成を目指す」と語った。開放型経済運営・管理の新モデルの構築を例にすると、「外商投資管理制度の改革で、いままでの審査・承認制が届け出制に変わり、監督・管理もおおむね事前から事後にシフトする。中央から移行される許認可権を地方が如何に引き継ぐのか。如何にサービスを向上させ、情報を把握するのか。主体、客体、方式、手段など多方面で新方式、新方法を模索する必要がある」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月17日