20日、国務院は民間投資の健全な発展を検査監督する監査グループ9組を組織し、18の省(自治区、直轄市)に分かれ、10日間かけて実地での検査監督を展開するため、北京を次々と出発した。これは国務院が民間投資の健全な発展促進に対して展開する初めての専門検査監督業務となる。人民日報が伝えた。
統計によれば1月から4月までの中国における民間投資は同期比5.2%の成長となっており、投資全体の伸び率に比べると5.3ポイント低く、昨年の同時期比でも7.5ポイント低下している。また民間投資の投資全体における割合も低下が生じており、昨年同時期比で3.2ポイント低下している。
民間投資の潜在力を刺激し活力を与え、民間投資の安定的な成長を促すため、国務院は民間投資政策の徹底、政府管理サービスや民間投資環境等の関連状況に対し、専門の検査監督を展開し、問題を掘り下げて調査し、原因を分析し、民間投資に存在する各種の具体的な問題を系統だててまとめることを要求している。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年5月22日