中国が議長国となる主要20カ国・地域(G20)首脳会議が、9月4-5日に浙江省杭州で開かれる。これに先立ち、G20の付属会議である「Women-20(W20)サミット」が5月25日に陝西省西安市で開幕する。
W20サミットは、会期3日間の予定で中華全国婦女聯合会が主催する。「平等参画、革新と発展」をテーマに、「世界の経済秩序における男女の視点」、「女性の雇用・起業と社会保障」、「デジタル経済における女性の能力」、「連携とイノベーションを目指す女性ネットワーク」、の4つの議題について議論を深める。
W20には現時点で、15のメンバー国と7つの招待国、4つの関連国際機構から約200人が参加する予定。参加者は、女性の政府要人や高級官僚、女性組織の代表、学者、経済界代表など多岐に渡る。W20サミットでは、G20サミット声明の実行、女性の発展と男女平等の推進、男女共同参画と成長促進への有効な戦略について議論を交わす。また、経済活動への女性参画、エンパワーメントの成功体験と方法についても意見交換する予定。
会議の成果は「W20サミット・コミュニケ」を通じて、9月のG20サミットに提議される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月24日