日本の政府や企業、個人投資家が海外に持つ資産(対外資産)から海外に対する債務(対外負債)を差し引いた「対外純資産」は、2015年末時点で前年比6.6%減の339兆2630億円(約20兆3000億元)と、5年ぶりに減少した。麻生太郎財務相が24日の閣議で報告した。
日本メディアは、外国人投資家が保有する日本株の価格が上がり、対外負債が増えたことが主な要因だとしている。同紙は、「対外純資産は減少したものの、14年末に次ぐ過去2番目の大きさであり、日本は25年連続で世界最大の債権国となった」と伝えている。
なお、15年末時点の対外純資産ランキング第2位はドイツで約195兆2400億円、第3位は中国で192兆3700億元だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月25日