浙江省杭州市社会福祉センターで24日、ある高齢者がスマート介護ロボット「阿鉄」を通じて家族とテレビ電話で話をした。同センターでは最近、5台の介護ロボットを新たに導入したが、杭州市では初の介護ロボットが常駐する高齢者施設となる。
介護ロボット「阿鉄」は地元企業が開発したもので、身長80センチ、体重15キロ、フル充電時の待機時間は72時間。管理スタッフは、携帯端末やロボットの外付けタッチパネルを通じてロボットに指示を与え、高齢者向けサービスを行う。
スマート介護ロボットは、介護のほかに、感情表現や双方向の会話、遠隔医療など多様な機能を備えている。モバイルテレビに変身して、高齢者の気晴らしに一役買うこともできる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月23日