北京市の『“十三五”展望、発展の新章へ』シリーズ情勢・政策報告会は24日に最終回を迎えた。策定が進められている北京市全体計画と都市副中心計画の進ちょく状況やハイライトについて、北京市規劃委員会の王飛・副主任が詳しく解説した。
中核区域にある1000本余りの「胡同」を保存へ
王副主任によると、今後の都市整備で「水系の保護」が一つのキーワードになる。都市計画、土地開発、人口分布、産業配置はいずれも「水系の保護」を念頭に入れ、都市機能の調整、規模のコントロール、構造の最適化、質の向上を促す。これまでの「拡張型」の都市整備は転換点を迎え、都市境界を限定し、構造の最適化を図る。「量の拡大」から「量の縮小と質の向上」へと、都市計画の改革が始まっている。