中国国務院、消費財工業高度化をめぐる特別行動に関する意見を発表
中国国務院、消費財工業高度化をめぐる特別行動に関する意見を発表。
タグ： 中国消費
発信時間： 2016-05-31 11:56:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国国務院はこのほど、「消費財工業『三品』特別行動による良好な市場環境創造に関する若干の意見」を発表し、消費財工業の品種の増加、品質の向上、品牌（ブランド）の創生という「三品」の特別行動を実施する方針を示した。
同意見によると、消費財工業は中国の重要な民生産業、伝統的優位産業となっている。中国では改革開放政策の実施以降、広範囲に及ぶ整った構造の消費財工業体系が構築され、安定成長、改革促進、構造調整、民生向上において重要な機能を発揮した。一方、中国の消費財は、品種、品質、ブランドが国際的な先端水準に比べて劣り、有効供給の能力と水準が消費高度化の需要に対応することが難しい状況だ。消費財工業の「三品」特別行動を通じて良好な市場環境を創造すれば、消費需要をさらに満たし、創造することが可能となり、消費主導の経済基盤の強化や消費財工業の水準向上につながる。
また、消費財工業「三品」特別行動の主要任務が示された。品種の増加に向け、創意設計の水準向上、ミドルエンド・ハイエンド消費財の供給増、スマート健康消費財や民族特色消費財などの普及を目指す。品質向上の面では、国際ベンチマークの導入、品質管理の強化、品質検査・認証の推進、薬品と良質原料の供給保障などに取り組む。ブランド創生として、ブランド競争力の向上、著名ブランドの育成、サービス体系の整備、国際化の推進などを図る。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年5月31日
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