同年の投資に関する概算統計によると、中国企業による中東欧諸国向け投資額は50億米ドル、中東欧16カ国による中国向け投資額は12億米ドルを超える。インフラ施設建設の提携でも、プロジェクトのリストは徐々に増え、セルビア-ベオグラード間のドナウ川を跨る大橋、ボスニア・ヘルツェゴビナのスタナリ駅、セルビアのコストラック発電所とE763高速道路、マケドニアの高速道路2本、モンテネグロの南北高速道路、ポーランドのヴロツワフ河岸水防工事と送変電設置建設プロジェクトなどがある。
「中東欧地域は欧州で最も活力と潜在力があり、貿易、投資、インフラ施設建設などの提携に大きな可能性がある」。周暁燕司長は、中国と中東欧諸国の投資額が現時点で中国によるEU向け投資額の2%に過ぎず、中国と中東欧諸国との投資提携には非常に大きな余地があると強調。「今後は、インフラ施設建設と相互接続、生産能力と装備製造の提携が、『16+1(中東欧16カ国と中国)』経済貿易提携の新にたな成長ポイントなるだろう」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月2日
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