
中国商務部欧州司の周暁燕司長(真ん中)
「第2次中国-中東欧国家経済貿易促進大臣レベル会議」と「第2回中国-中東欧国家投資貿易博覧会」が1週間後に中国の浙江省寧波市で開かれる。
中国商務部欧州司の周暁燕司長は6月1日に北京市で開かれた記者会見で、中国と中東欧諸国が現在、経済成長のカギとなる段階にあるとの見解を示した。双方が経済貿易提携を継続的に深化させ、優位性の相互補完を行えば、中国と中東欧諸国のウインウインと共同成長が実現する上、欧州の一体化や中国と欧州の提携推進に対しても重要な意義を持つと述べた。
周暁燕司長は、中国と中東欧諸国のリーダーの関心と支えで、双方の経済貿易提携が急速に発展する段階に入ったと指摘。ここ数年の間に双方の経済貿易提携において着実に進んだ点として、貿易の安定成長、相互投資の持続的拡大、インフラ施設建設提携のブレークスルーの3つを挙げている。
データによると、2015年の中国と中東欧諸国の貿易額は562億米ドルと、2010年に比べ28%増加。貿易の拡大が続き、貿易構造は高度化した。
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