◆ミニトマト、紫芋、パプリカは遺伝子組み換え食品?
ミニトマトは南米原産のナス科の植物だ。最初のトマトはそもそも小ぶりで、酸味と甘味が強い野生のチェリートマトだった。大きなトマトは、人類が交配を続けた結果だ。
紫芋はさつまいもの一種で、中国は90年代に日本から導入した。紫芋の紫色は天然のアントシアニン色素で、紫芋の根・茎・葉・皮に含まれる。紫芋を長時間浸すと、水が変色する。紫芋とご飯を混ぜて炊けば、米が紫色になる。これは正常な現象だ。
パプリカ(別名はカラーピーマンなど)はナス科トウガラシ属だ。パプリカは原産地の中南米熱帯地区から、北米に渡り進化した。長期的な栽培と人為的な交配により、実が大ぶりになり、肉厚になり、辛味が消えた。しかしパプリカはビタミンCを豊富に含む。