中独協力が推進、「5年後は相互査証免除を目指したい」=在中国ドイツ大使

中独協力が推進、「5年後は相互査証免除を目指したい」=在中国ドイツ大使。

タグ: 査証免除 在中国ドイツ大使

発信時間: 2016-06-11 09:34:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 ドイツのメルケル首相は12~14日に中国を訪問し、第4回中独政府間協議に参加する。メルケル首相の訪中は就任後で9回目。今回は北京に加え、遼寧省瀋陽市を訪れる予定。在中国ドイツ大使館のクラウス大使は『環球時報』の取材に応じ、今回の訪中団に10名の大臣級幹部、BMW、フォルクスワーゲング、シーメンスの総裁を含む20名の経済界要人が参加することを明らかにした。

 世界の2大主要経済国として、中国にとってドイツは欧州、ドイツにとって中国はアジアにおける最大の貿易相手国。経済面の協力はこれまでも中独関係の最重要部分の一つ。クラウス大使によると、今回の政府間協議でイノベーションが重要な議題となる見通し。イノベーション成果を守るとの観点から、中独両国はデータ保護分野の協力を強化する必要がある。今回の協議で調印する可能性があるとされている経済スパイ対策の協定について、クラウス大使は「交渉の進展は緩やかだが、政府間協議の開始までに草案はまとまりそうだ」と述べた。

 G20(主要20カ国)も重要議題の一つ。今年は中国、来年はドイツがG20サミットの議長国を務める。このため、政府間協議で両国はここ2年で如何にG20の役割を一層高めることについて意見を交わす見通し。G20サミットの重要議題として世界経済が注目されている。世界経済の回復が力強さを欠くなか、単なる金融緩和ではなく、開放とイノベーションを通じて成長を促すべきという点で中国とドイツは主張が一致している。

 

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