米国の半導体市場調査会社のICインサイツはこのほど、2016年の携帯電話メーカー別出荷台数の世界12強番付を発表した。1位は韓国のサムスン、2位は米国のアップル、3位は中国の華為(ファーウェイ)で、以下順に、OPPO(中国)、小米(中国)、Vivo(中国)、LG(韓国)、中興ZTE(中国)、聯想(レノボ、中国)、TCL(中国)、魅族(中国)、Micromax(インド)が並んだ。中国メーカーが過去最高の8メーカーに上った。環球網が伝えた。
サムスンの今年第1四半期(1-3月)の出荷台数は8150万台、アップルは5160万台。2890万台で3位の華為は、16年の目標として販売台数を1億3500万台、年成長率を29%としている。
4位のOPPOは盛り返し、1610万台で5位の小米の1480万台を上回った。データをみると、OPPOは昨年の8位からの躍進で、年成長率は54%とかなり高い。
Vivoも好調で、今年は6千万台を出荷し、年成長率は48%に達し、通年でも6位に食い込むことが予想される。
業界関係者は環球網の科学技術サイトで、「この番付は多くの中国人を誇らしい気持ちにさせる。上位12人のうち8人がわれわれ中国人の選手だ。とりわけシード選手の華為の業績は素晴らしいというほかない。OPPOとVivoの発展も喜ばしいことだ」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年6月14日