(3)市場環境の整備について
多くの企業が、土地や不動産の賃貸料、税金、人件費などの高さに負担を感じており、中小・零細を中心とした民営企業は資金調達難、調達コストの高さ、資金不足を感じている。
(4)企業自身の発展について
一部産業の生産能力過剰問題を背景に、中小企業はモデル転換と高度化への蓄えが無いうえ、情報不足から生じる格差により、新たな投資分野を見つけるのが困難な状況だ。
李朴民秘書長は「放管服」(行政手続きの簡素化と権限委譲、活性化と監督管理の結合、サービスの最適化)改革を推し進め、民間資本の市場参入を促すには、民間投資の足かせとなる問題を的確に解消する必要があると指摘。不合理な料金徴収制度などを撤廃し、コスト引き下げ、民間企業の投資収益向上を図るべきとしている。発改委は14日、企業からの料金徴収に関する検査についての通知を発表した。検査の重点は、◇企業の料金徴収に関する明細を明らかにし、中央・地方政府が停止・減免を決定した料金徴収政策を確実に実行すること。◇電子政務プラットフォームを悪用した違法な料金徴収を厳しく調査し、罰すること、――など。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月15日