セルビア国際関係・持続可能な発展研究センターの研究員、Tamjan Krnjevic氏は取材に対し、「ハンガリー・セルビア鉄道のアップグレード改造後、100年あまり続いた立ち遅れた状態が根本的に変化する。両国の人々の外出が便利になるばかりでなく、中・東欧経済の発展も大きく牽引されるだろう。セルビアとハンガリー政府、国民は同プロジェクトの完成を待ち望んでいる」、「ハンガリー・セルビア鉄道は中国と中・東欧諸国の戦略的協力の旗艦プロジェクトであり、『一帯一路』(1ベルト、1ロード)のシンボル的プロジェクトでもある」と述べた。
ベオグラード商工会議所・国際経済関係センター長のSanja Vasic氏は取材に対し、「中国のインフラ建設企業はセルビアで多くの重要なインフラプロジェクトを請け負っている。山東高速集団が請け負うセルビアE763高速道路プロジェクトは全長約50キロで、完成後はベオグラードから近隣諸国および海港都市までの所要時間が大幅に短縮される。また、中国路橋公司はドナウ川をまたぐ大橋の近くに工業団地を建設し、企業協力プラットフォームを立ち上げる計画で、中国と欧州諸国の企業に開放される」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年6月19日