「チェコは中国の浙江省との経済・貿易協力を引き続き拡大する」。チェコのソボトカ首相はこう話した。
記者によると、6月19日午前に終了した「浙江-チェコ経済・貿易協力交流会及び協力プロジェクト調印セレモニー」で、浙江省とチェコは「中華人民共和国浙江省人民政府とチェコ州知事協会のパートナーシップ構築に関する覚書」など6件の覚書を締結した。
そのうちの一つは、万豊奥特集団とチェコ政府貿易促進局が結んだ「チェコ航空産業との提携及び浙江省によるチェコ航空製品・技術導入の協力に関する覚書」で、浙江省の「走出去(海外への進出)」に伴う「引進来(海外からの技術・人材・理念導入)」の協力プロジェクトとなる。万豊奥特集団の陳濱総裁は『国際商報』の記者に対し、「チェコは小型スポーツ航空分野で世界トップのレベルにある。今回のプロジェクトを通じ、チェコ航空産業の主要技術導入や小型スポーツ航空製品の輸入も可能となり、中国国内の需要を満たすことができる」と説明した。