中国東部の先進的な省である浙江省はここ数年の間にチェコとの経済・貿易活動を次第に拡大し、2015年には双方間の貿易額が6億米ドルとなった。2016年3月時点で、チェコから浙江省への投資額は7982万米ドル、浙江省からチェコへは1578万米ドルに上った。中国の「一帯一路」建設が進むなか、特に今年3月27日の習近平国家主席によるチェコ訪問後に浙江省とチェコの経済・貿易協力は新たな段階に入った。
浙江省とチェコの協力拠点「中捷(寧波)産業協力パーク」が位置する慈溪市からも代表団が会議に参加。施恵芳市長は「我々は主にチェコやその周辺国から企業誘致と外資導入を進めており、すでに15社と交渉を行っている。まず導入するのは製造業、生産サービス業、生活・商業・貿易サービス業で、チェコの産業界との協力を拡大する」と述べた。