1000万元クラスの高級住宅が増加
中原地産研究部の統計データによると、6月20日時点で北京で成約済みの分譲住宅のうち、1000万元以上の高級住宅が占める比率が11.1%に達した(2015年は5.8%)。
市場の成約価格も急騰している。2016年現在の平均成約価格は1平方メートル当たり3万4519元で、北京の新築分譲住宅が今年初めて3万元を突破した。
高級住宅の成約が加速しているが、これは市場の買い替えの強い需要を反映している。記者の調べによると、潭柘別荘区の初のプロジェクト「京投発展・檀香府」は18日の販売開始から2時間で、12億8000万元分を販売した。
郭氏は、「今年以来、北京の普通住宅の供給が不足している。そのため上述した普通住宅の販売が、多くの買い替え希望者を集めた。多くのプロジェクトは販売当日に売り切れとなっている」と述べた。
買い替えの強い需要を受け、低密度の一戸建て住宅の人気が上昇している。大型一戸建てエリアの商品は市場で不足しており、かつ価値が高まることが期待されている。
中原地産研究部の統計データによると、北京の一戸建て住宅の成約件数は今年1−5月で2344軒に達し、契約金額は前年同期比187%増の計254億元に、成約価格は206%増になった。さらには1ヶ月の成約件数が初めて700軒の大台に乗り、記録を更新した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月21日