韓国貿易協会国際貿易研究院が19日発表したデータによると、韓国の対中国輸出は減少傾向にあるものの、中国の輸入市場に占める韓国製品のシェアは上昇している。
韓国に対中輸出額は2013年の過去最高をピークに減少を続けている。韓国貿易協会のある研究員は「韓国からの輸出が減少しているにもかかわらずシェアが高まっているのは、ドイツや日本の対中輸出の落ち込みが韓国より大きいためだ」と語った。
また同研究員は「中国の輸入におけるアメリカ、日本、ドイツの商品の依存度が高まっている。このことは中国の貿易構造が成熟経済にモデル転換していること、中国の消費者の購買動向が高級消費財や加工食品に変化していることを意味している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月22日