中国とユーラシア諸国の協力は、今年に入ってから緊密化しており、機会が立て続けに訪れている。習近平国家主席によるセルビア、ポーランド、ウズベキスタン歴訪が終わりに近づくなか、中国国務院新聞弁公室は22日に記者会見を開き、隔年開催の中国―ユーラシア博覧会が今年9月、ウルムチ市で開催されると発表した。中国とユーラシア諸国の経済・貿易交流に向け、実務的協力の場を形成する。
中国商務部の童道馳部長補佐は記者会見で、「相互尊重、平等・互恵、相互補完の原則を踏まえた上で、中国とユーラシア諸国の協力は進化を続け、経済・貿易交流が力強く発展している」と述べた。アナリストは、「新たな時代背景下、中国とユーラシア諸国はより多くの協力の商機を迎える。企業の中心的な力を十分に発揮し、ユーラシア諸国との協力を密にし、西への開放を加速するべきだ」と話した。
中国とユーラシア諸国の高官による交流は、今年に入ってから頻繁になっている。習主席は3月28−30日にチェコを訪問し、6月17−22日にはセルビア、ポーランド、ウズベキスタンを歴訪。ドイツのメルケル首相は6月12−14日に訪中。ロシアのプーチン大統領は6月25日、訪中を開始する。