日産自動車は提携先の中国自動車大手、東風汽車集団と共同開発する「低価格EV(電気自動車)」を年内に中国市場に投入する。日本メディアが報じた。
日産は2014年に中国で「リーフ」を改良したEV「ヴェヌーシアe30」を24.8万元で発売した。今回は、車両価格をe30より20~30%安い20万元前後に抑えた新型車を中国で生産し、発売する計画だ。
中国政府は、大気汚染の改善や産業育成に向け、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)を「新エネルギー車」と定め普及を進めている。政府の補助金活用後の実売価格は地域により10万~15万元と、同クラスのガソリン車並みを狙う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月22日